社会人になって初めて自分の給料で買った軽自動車は、中古車だったけれど、今でもいちばん印象に残っている。

中古車の中でも軽自動車の存在を調査
中古車の中でも軽自動車の存在を調査

中古車だったけれど、思い出のぎっしりつまった軽自動車

大学時代のいちばん高い買い物は、アルバイト代をこつこつ貯めて手にした、400ccの中型バイクだった。夏休みには、東京から鹿児島までツーリングをしたり、当時つきあっていた彼女を後ろに乗せたり、タクシーに追突されて脚を骨折したり、いろんな思い出がぎっしりつまったバイクだったが、社会人になるとともに、手放した。
そして、社会人になって最初にした大きな買い物は、国産の軽自動車だった。まだ給料もたいしてもらえていない頃だったから、もちろん中古車だったけれど、バイク同様、乗っているだけで、うれしかった。中古車屋さんから初めて運転して帰った日のことは、今でも鮮明に覚えている。

いま思うと、安い中古車だけあって、だいぶガタのきた軽自動車だった。上り坂でオーバーヒートしそうになったり、エアコンの効きが悪かったり、交差点でガス欠になってしまい深夜JAFを呼ぶ羽目になったり、いろいろあった。最後のは、自分が悪いだけだけれど。親の車を借りていたころには味わえない、妙な充実感があった。ずいぶん大人になった気がした。
結局、その軽自動車は、3年くらい乗っただろうか、新車に買い替える時に下取りに出してしまったが、妙なもので、初めて新車を買った時より、中古車であっても、初めて自分の力で買った軽自動車の方の印象の方が、圧倒的に強い。今頃は、もうとっくにスクラップになっているだろうが、あの中古車の軽自動車は、今でも胸の中に生きている。

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